「巨大ダンボール紙芝居劇ごくらく絵本」
今年12月、上町台地を舞台に催されるアートプロジェクト「アートで極楽」の関連企画「ごくらく絵本」。2m×3mの特大ダンボールを使った紙芝居劇づくりに、あなたも参加してみませんか?
絵を描くのが好きな人、わいわいつくるのが好きな人、障がいのある人も、ニートの人も!工作や詩や音楽やダンスの好きな人も!
紙芝居劇パフォーマンス参加者大募集!
いっしょに即興紙芝居劇パフォーマンスしましょう。
これまで絵を描いたり衣装づくりした方も、してない方も。障がいを持つ人も!アーティストも!
心とからだを解きほぐすワークショップへぜひご参加ください。
そして、そのまま勢いつけて本番へ!
2006年12月3日(土) 一心寺・南会所(大阪市天王寺区逢阪2丁目8)
・本番に向けたワークショップ:13:30 参加無料
・ごくらく絵本紙芝居パフォーマンス:15:00 入場無料
みんなで紙芝居劇づくり
2m×3mの巨大ダンボールで紙芝居「ごくらく絵本」をつくりましょう。
1回だけの参加、遅刻早退オッケーです。無料
制作場所及び問合せ:ココルーム
制作日:夜の部(19:00から)
・11/8(水)、11/15(水)、11/22(水)
制作日:昼の部(13:00から)
・11/5(日)、11/8(水)、11/12(日)、11/15(水)、11/19(日)、11/22(水)、11/26(日)
みんなでリサイクル衣装づくり
制作日:調整中(参加希望の方はココルームまでお問い合せ下さい)
「求む!古着、ハギレ」
デザイナーをむかえ、紙芝居劇の舞台衣装制作を行います。
古着や、ハギレなどを使用したグローバルデザイン(?)な衣装は、子どもからお年寄り、
健常者も障がいを持つ人も着用できるものを目指します。
手と心を一緒に動かしましょう。ぜひご参加ください。
そして、衣装の素材となる、古着やハギレも募集中!
タンスの奥で眠ってる服や布、帽子などがありましたら、ぜひcocoroomまでお持ちください!
謝謝:矢野紙器(株) NPO法人経営パラリンピック委員会
ひと・アート・まち おおさか〜アートで極楽〜
「極楽絵本」(巨大ダンボール紙芝居)
展示:12月1日(金)〜8日(金)※紙芝居パフォーマンスは12月3日15:00から
場所:一心寺・南会所(予定)
主催:近畿労働金庫
企画:財団法人たんぽぽの家
「巨大ダンボール紙芝居劇づくりボランティア大募集」
今年12月、上町台地を舞台に催されるアートプロジェクト「アートで極楽」の関連企画「ごくらく絵本」。2m×3mの特大ダンボールを使った紙芝居劇づくりに、あなたも参加してみませんか?
絵を描くのが好きな人、わいわいつくるのが好きな人、障がいのある人も、ニートの人も!工作や詩や音楽やダンスの好きな人も!
○みんなで紙芝居劇づくり
- 制作場所:ココルーム(大阪・動物園前フェスティバルゲート4階)
制作日:夜の部(19:00から)
9月24日(日)、9月27日(水)、9月29日(金)、10月11日(水)、10月18日(水)、10月24日(火)、11月8日(水)、11月15日(水)、11月22日(水)
制作日:昼の部(13:00から)
9月24日(日)、9月30日(土)、10月8日(日)、10月15日(日)、10月22日(日)
※昼の部の11月は未定ですが実施の予定です
※夜の部、昼の部ともに、1回だけのご参加、遅刻早退もオッケーです
○ひと・アート・まち おおさか〜アートで極楽〜
「ごくらく絵本」
- 展示:12月1日(金)〜8日(金)
紙芝居劇実演:12月3日(日) 15:00ごろを予定(他の日程でも調整中)
場所:一心寺・南会所(予定)
「ひと・アート・まち おおさか〜アートで極楽〜」とは・・・・
近畿労働金庫が主催している、アートでまちを人間的で豊かにするプロジェクトです。
2000年から始まり近畿2府4県を6年かけて巡回しました。今年は12月1日(金)〜8日(金)、大阪市 上町台地で開催する予定です。会場は四天王寺、一心寺、應典院、大阪国際交流センターなどを予定しています。
○お問い合わせと制作場所:ココルーム
(担当:桜井、横山、飯島、上田)現代芸術創造事業
ことばち〜ことばをともだち
この空の下劇場
2006年11月4日(土)
会場:cocoroom
開始14:00 料金500円
一昨日から、昨日から、明日へ、つづいている空だから。
今日、この空の下は劇場。
ワークショップから生まれた作品たち、アンテナ公演はらっぱ劇場から発掘されたアーティストたち、
こんにちわ委員も、あなたもわたしもこの空の下に大集合。
なにが起こるかわからない。
旅するようにみつめていたい。
みつめていると、わくわくしてくる。
わくわくは呼吸にかさなり、いつのまにか、あなたはこの空の下劇場にひとりだって、気づくことでしょう。
・障害をもつ人たちとのワークショップで生まれた舞台作品の発表
・こどもたちとのワークショップで生まれた作品の発表
・紙芝居劇ワークショップで生まれた作品の発表
・対話サロン「こんにちわ委員会」
・アンテナ公演はらっぱ劇場で発掘されたアーティストたちの発表
・cocoroomスタッフによることばちをめぐる報告的発表
主催:ことばち実行委員会/大阪市/(財)大阪都市協会
助成:(財)地域創造
問い合せ:ココルーム
大阪楽座事業
対話と参加型ワークショップ「大大阪arttext」
先端的アートと歴史的建造物の出会い。
様々な価値観が存在するまち。オオサカ。
現代美術の巨匠・嶋本昭三×闘う詩人・上田假奈代
日時:2006年9月16日(土)受付12:30 開始13:00〜終了予定16:30
会場:中之島図書館3階文芸ホール
参加費:無料 ※お気に入りの画材などをお持ち下さっても結構です。
●第一部/対話「自分で考える力」嶋本昭三×上田假奈代
既存の考えや常識に依らず、自分の考えを見いだし拡げてきた二人。
アートについて・ことばについて・教育について・個人と世界の向き合い方についてなど、多様な視点から語り合います。
●第二部/ワークショップ「いま、つくる」
今日の空気に耳を澄まし、図書館という場所で呼吸し、ことば・紙・画材等を使っての平面作品づくりを行います。
嶋本昭三 / 現代美術家
1928年大阪生まれ。1954年戦後日本の現代美術を代表する「具体美術協会」の結成に参加。〈大砲絵画〉など瓶詰めした絵の具を画面上で炸裂させる手法をトレードマークとし、日本におけるミュージック・コンクレートの先駆的な音響作品等も発表。前衛アートを通じて新しい発想法や社会の問題を考える芸術家として、国内外から高い評価を得る。現在、京都教育大学名誉教授、宝塚造形大学主任教授、日本障害者芸術協会会長。
上田假奈代 / 闘う詩人・詩業家
1969年生まれ。3歳より詩作、17歳から朗読をはじめる。96年から視覚障害者や高齢者、親子、一般社会人、中高生対象の詩のワークショップに取り組む。異ジャンルとのコラボレーションやトイレ連込み朗読など、独自のリーディングスタイルを展開。03年新世界フェスティバルゲートのココルームをたちあげ、04年NPO法人こえとことばとこころの部屋設立。「表現と自立と仕事と社会」をテーマに、ホームレス表現活動支援や就労支援などに取り組む。表現を通じて「自律と創造力」を活性化する社会への関わりをさぐる。

中之島図書館3階文芸ホール
大阪市北区中之島1-2-10 tel.06-6203-0474
※アクセス・マップページ
大阪楽座事業(大阪府)
現代芸術創造事業 ことばち〜ことばをともだち:
「はらっぱ劇場」と「アートの領域・アートの価値」
「はらっぱ劇場」参加者募集中!
新人パフォーマー発掘のためのゆるやかなアンテナ公演。
子どもたちがはらっぱに集まり、いつのまにかはじまる遊びのように。
からだをゆすったり、足をふみならしていたら、だんだん楽しくなってくる。そんな感じ。
みんなで鍋でもつつきながら、新しい才能が生まれる瞬間を見届けてみましょう。あなた自身の才能が発掘されるかもしれません。ここは、はらっぱ劇場。
内容:みんなでお鍋を囲んで、一芸大会を催します。
その一芸は、なんでもあり。
はらっぱ劇場を通じて、一緒に可能性を感じることが出来たら、
11月4日に催される、ことばち本公演「この空の下劇場」にご出演いただきます。
□第一回: 9月8日(金)/□第二回:9月22日(金)/□第三回:10月6日(金)
○会場:cocoroom
○時間:すべて19:00start(21:00ぐらいに終了)
○参加費:\1500 (鍋つき/お鍋だけご参加希望の方も同額)
※お鍋の具材を持ち込んでくれたら、尚うれしいです。
■対話シンポジウム:ささえとしてのアートを考える
「アートの領域・アートの価値」
多様性の社会。
現在、私たちのまわりに存在するニートやホームレス、ハンディキャップといった人々は社会的に不適応とされているが、多様性としてとらえ、お互いを認めあう。
また、アートを余暇としての活動ではなく、社会参加としての活動であると位置づける動きが増えている。
多様な生き方、多様な人達が存在する社会をつないでゆくツールとして機能するのが、「社会参加としての活動」であるアートの価値ではないだろうか。
アートが社会参加としての活動であるとするとき、当事者のもつ問題意識がアートに関与するきっかけとなる。当事者の数だけ、さまざまなアートのカタチがあり、アートの領域はそれだけ広くなる。
アートの領域が拡大しているにもかかわらず、社会的な認知や評価、マネジメントの能力、またマネジメント開発システムが遅れていることがひとつの問題である。この問題はアーティストだけの問題とするのではなく、行政やNPO、大学、またアートを要請する側の今後の課題であり、社会的な取り組みが必要とされる。
本シンポジウムではアートの領域・アートの価値と題して、アート側からアートの可能性を、また多くの人たちにとっての、「ささえとしてのアート」を考えてみたい。
パネリスト:
・播磨靖夫(財団法人たんぽぽの家理事長)http://popo.or.jp
・田中俊英(特定非営利活動法人淡路プラッツ代表)http://www.geocities.jp/awaji_platz/
・甲斐賢治(NPO法人地域文化に関する情報とプロジェクト/recip)
ゲスト:
・小川てつオ(代々木公園で暮らすアーティスト)http://yukuri.exblog.jp/
・市村みさこ(代々木公園で暮らすアーティスト)http://bluetent.exblog.jp/
ファシリテーター:
・上田假奈代(詩人/NPO法人こえとことばとこころの部屋代表)
日時:2006年8月27日(日) 15:00〜18:00
参加料:\1500(1drink付)
会場・お問合せ:cocoroom
主催:大阪市 (財)大阪都市協会
企画・制作:NPO法人こえとことばとこころの部屋
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ことばち事業とは?
「地域創造・ことばち事業〜この空の下劇場」
こどもたち、高齢者、障害のある人たちなどとのワークショップ、印刷物の発行、対話サロン、アンテナ公演、本公演の実施などを通じて、人と人をつなぎ、アートを通した自立支援、表現の社会化を図ります。
素麺一束運動と 夏祭りボランティアの 熱い夏
地方からでてきて都市で暮らしをはじめた人は、夏祭りや盆踊り大会に足を運ぶ機会はあまりなくなってしまうように思う。
大阪では、このシーズンになるとお揃いの浴衣をきたおばちゃん集団が櫓をめざして移動する光景を散見する。けれど、若い人たちがそういう行動をとることは少なく、花火大会の人ごみで汗をかくのがもっぱらのようである。
よそ者であるわたしは花火大会に出かける恋人もなく、夏祭りにでかける理由もなく、ただ暑い大阪の夏を過ごしてきたのだが、昨年からある地域の夏祭りに関わりはじめた。西成地区の三角公園で催される「釜ヶ崎・夏祭り」。
スイカ割り、スモウ大会、金魚すくい、50円程で買える屋台の食べ物。
短パンいちまいで、うろうろしてる大人たち子どもたち。
ケンカしてる人、おごりあってる人、死者の名に手をあわせて目をつぶる人。
昭和の面影を感じるなつかしい匂い。
沖縄のエイサーからさまざまな地方の踊りが流れる。
「盆踊りより、仕事くれー」と叫ぶおじさんの声が耳に残る。
記憶のなかに、沈殿する夏の景色だ。
今年は、フェスティバルゲートの4つのNPOと地元との方々と協力して、
新世界の夏祭りを50年ぶりに復活した。
その一週間後は、釜ヶ崎夏祭り。
夏祭りつづき。遊んでばかりいるみたいだな。
遊んでばかりいるわけではなくて、素麺屋台「むすび」を手伝っている。
大阪・釜ヶ崎を拠点に紙芝居劇などの活動をする平均年齢73歳の「むすび」は
お盆の夏祭りに屋台を出して、100食をホームレスの方々に無料でふるまい、900食の素麺を100円で販売する。
この暑さのなか、高齢のおじさんたちをお手伝いするボランティアを募集。
と き:8月13日(土)〜8月15日(火)
じかん:10:30〜15:00 むすびの事務所
15:00〜16:00 三角公園へ搬入
16:00〜18:00 三角公園で素麺屋台
ところ:西成三角公園(新今宮駅より徒歩5分)
○寄付
振込先→ ムスビバックアップノカイ
りそな銀行 大阪恵美須支店 普通預金 口座番号 2412536
○当日・準備のお手伝い
素麺を運んだり、配膳したり、軽作業です。
日程調整をおこないますので参加できる日時を事前におしらせください
申し込み・お問い合わせ→ NPO法人ココルーム
●「むすび」について
http://musubiproj.exblog.jp/
*この収益は「むすび」紙芝居公演等の活動資金になります。
ビッグ盆! cocoroom presents「ニートでアートなカフェプロジェクト」
はたらく、って何だろう?
はたらいてみよう、話してみよう。
そして、こんにちは、って言ってみよう。
出会いと対話のカフェ、3日間だけの特設オープン!
「ニートでアートカフェ cocoroom in 日本橋」
8月3日〜5日にcocoroom出張cafe「ニートでアートカフェ」が日本橋に登場します。
現在ニート進行形の人も、元ニートの人も、ニート体験がまだの人もみんなでわいわいしましょう。毎日、お昼と夕方にかわるがわるイベントがもりだくさん。
ニートってなんだろう?
自分は、あの人は、ニートなのかな?
ちょっとだけ勇気をだして、話をしよう。
□8月3日(木) 18:00から
ニートでアートな晩餐会
・トーク:河野尊(職場の人権)×スズキ君(元ニートの写真家)
・映像作品上映「春な夏みたいな僕の夏休み」(監督:横山真哉)
・みんなで一芸大会(気合いの一芸からへなへな芸までなんでもオッケーです)
・大!ニートボウル(真夏にぐつぐつぐつぐつ)
参加費:カンパ制
□8月4日(金) 14:00から
「おしゃべり会」
・みんなでおしゃべり。あんなことも、そんなことも、わいわいおしゃべりしましょう。
ファシリテーター:サクライトモユキ(元ニートミュージシャン)、
ゲスト:大団円
参加費:無料
□8月4日(金) 18:00から
ニートで映画で対話な夕べ
・映像作品上映「吉村佳男WALKING SLEEPING」(監督:宮本典明)
・トーク&対話サロン ファシリテーター:後藤まり子、劔樹人
参加費:\300
□8月5日(土) 12:00から
ハローワクワクありんこ会議特別版
『ニート絵日記講評会!』
期間中にみんなが描いてくれた絵日記。読んで眺めてやんや言おう!
参加費:\300
ホスト:藤井菜摘(元ニートアパレルパタンナー)
大阪モード卒。一年間ニート期間」を経て大阪のアパレルに入社。cocoroomにて開催中の仕事について考える月イチトークサロン『ハローワクワクありんこ会議』議長。
□8月5日(土) 15:00から
むすび紙芝居劇公演&お話会「むすぶ むすび」
・紙芝居劇団むすび紙芝居劇公演
・アワプラネットTVトーチプロジェクト作品「むすぶ むすび」上映
・素敵なおねえさん石橋さんに聞け!相談室
参加費:\300
ファシリテーター:上田假奈代(闘う詩人)
期間中は元(?)ニート写真家、スズキ君の「ニートでアートでほっこり」展開催!
「cocoroom cafe」
ライブがあったり、お芝居があったかと思うと、展覧会や、トークイベントやシンポジウムもあったりして、毎日毎日、日替わりでいろんな人がおとずれるcocoroom cafe。
そこで働く人も、そこを訪れる人も、趣味や感覚がばらばらで、生きて来た道も当然違います。
いろんな人達との会話の中で、新しい発見があった時は、ご飯がおいしく作れた時くらいうれしいな。
仕事探しに来た人が飲むコーヒーは1杯、300円。
サラリーマンの人が飲むコーヒーも1杯、300円。
あらためて、お金の重さも考えさせられます。
カフェスタッフ急募!
cocoroomではカフェスタッフを急募しています。
人手が足りなくって、毎日たいへんです。お手伝いに来てください。
アートの現場でのんびり(?)ご飯を作ってくれる人。
ご飯は作れないけど、コーヒーは淹れられる人。
コーヒーは淹れられないけど、会話が大好きな人。
会話が苦手だけど、何かお手伝いしたい人。
働きかたの形は決まってませんので、相談して決めましょう。
ココルーム初の映像作品「むすびプロジェクト」ネット配信
05年の初夏から取り組んでいた映像制作
「むすびプロジェクト」(18分)が完成し webに アップ!
04年に 西成に暮らす生活保護受給者の紙芝居劇グループ「むすび」と
出会い 「このおじさんたち面白いなあ」と勝手に応援しはじめた
しばらくすると おじさんたちから 相談をうけるようになり
話し合い「むすびプロジェクト」がはじまった
マネージャーやアーティストを派遣したり
おじさんたちのケアや その他の支援者との調整など
こまやかな取り組みをしている
無償では マネージャーやアーティストを派遣できないので
ココルームとして助成金を申請した
助成金が通らなくても 別の方法を編み出して
おじさんたちが活動をつづけられるよう いろんなシュミレーションをした
助成金が通って幸い
おじさんたちの活動はいまも継続している
ただ それらの仕組みをおじさんたちに説明しても よくわかってもらえないのが
辛いところだが
おじさんたちが元気に紙芝居をつづけてくれると 広がりがうまれる実感があり
それがわたしたちの喜びである
「なんで そのことに 関わりをもつの?」と よく聞かれる
理由は「出逢っちゃったから」に尽きる
ホームレスを経て 単身 西成で暮らすおじさんたち
現在は 生活保護を受給しているが その個性ときたら 強烈
紙芝居をして 拍手をもらうと はにかみながらも もっともっとがんばる姿
それをみた人は なにやら あたたかい気持になって 励まされてしまう
その不思議な循環は わたしたちにとても大事なこと
トーチプロジェクトの他の作品にも つよく興味をもった
日本に 世界に 自分の隣に 本人に いろんな問題があり
なんとか それを乗り越えようと
話し合い 知恵をだしあい
アクションしていくことの大切さが伝わってくる
ネット環境が整っていらっしゃる方
ぜひ ご覧くださいますよう お願い申しあげます
●アワプラTV トーチプロジェクト
http://www.ourplanet-tv.org/
planet-eyes 2006年に配信した最新リポート
からご覧ください
ほうきぼしのオデッセイ
誰がよんだか、ほうきぼし。
特に誰にもよばれてはいないけれど、わたしたちはここにいる。
車椅子に乗った肢体不自由者達を中心としたほうきぼしブラザーズの旅は、昨年の9月から絶え間なくつづく、いくつもの壁を乗り越える為のオデッセイだった。
なにしろ電動車椅子である。でこぼこしているとなかなかに大変なのである。
仲間を誘った。声を出した。うたを歌った。踊った。楽器を弾いてみた。巨木を観に行った。ビデオに撮られた。ステージにのぼった。淡路島にいった。自分のコトバを発した。詩を朗読した。
一体、自分が何をしたいのか。よく考えた。
肢体不自由者とか、何か問題のある人たちのスーパーグループ「ほうきぼしブラザーズ」
"何か問題のある"のは、障害のことじゃない。
自分の存在を問い続けるすべての者たちのオデッセイのことだ。
生きてるみんなは、みんな不良なのさ。
明治安田生命社会貢献プログラム エイブルアートオンステージ参加事業
「こまいぬ に ほうきぼし」
4/1(土)、4/2(日)
14:30start 前売1500円 当日1800円
出演:ほうきぼしブラザーズ!、コマイナーズ、橘安純、飯島秀司、
大和川レコード、上田のぞ美、ほか
ゲスト:野村誠
総監督:上田假奈代
※メイン会場はcocoroomのお隣remoにて!リラクゼーションルームとしてcocoromも。
主催/お問合せ:ほうきぼしproject実行委員会
(特定非営利活動法人こえとことばとこころの部屋/コマイナーズコレクティブ)
フライヤーjpgファイル (約400MB)を見たい方はこちら
アートは米だ!田植えした餅米でお餅をつこう!
日程:12月29日(木)
集合時間:現地10時
田圃:大宇陀郡榛原町赤埴(あかばね) 藤村さん宅
人数:10名
費用:実費
ボランティア保険に加入しています
温泉:美榛苑 http://www.miharuen.com (500円)
持ってくるもの:エプロンか前掛け、アームバンド、頭髪をまとめる手ぬぐいかバンダナ、つきたてのお餅を食べるお皿、お箸、温泉にいく人は着替え、タオル
申込先:ココルーム tel.06-6636-1612 coocroom@kanayo-net.com
中止について:以下の理由で中止が考えられます
大雪のため通行不可能
藤村さん宅への行き方 大阪から近鉄電車の場合
上本町駅 8:15 近鉄大阪線・急行 伊勢中川方面 9:07榛原下車(800円)→ 奈良交通バス 上内牧行き 09:30 高井下車(300円)→徒歩約2キロ 現地10:00着
今年5/29 「アートは米だ!田植えに行こう!ツアー」を実施し、藤村さんのお世話のおかげですくすく育ったcoco田んぼの稲。秋にみんなで稲刈りをして、年の瀬にお餅つきをすることになりました。
都市には都市の、田舎には田舎の問題がありますが、ふたつを行き来したり、作業をともにしたり、お話をすることによって、わたしたちは社会や時代を考えることができるのではないでしょうか。でも、そんなこむずかしいことより、赤埴の風景は物語の一頁のように美しくて、こころがぽっとひろがっていくのですよ。
20:30から難波で打ち合わせ
お酒の力も手伝って話は弾み、ふと気がつくと終電が出た後。
先方とは南海なんばで別れて、23:40。さて、職場の先輩諸氏に一晩の宿を乞うというのもアリの様に思えたが、職場で最下位のボク。0時過ぎ、恐らくまだパソコンの前にへばりついて先輩方お仕事中にアルコール臭ぷんぷん状態で宿を頼むのも気が引けるので、諦める。漫画喫茶にて朝までというのも選択肢の一つではあったが、取りあえず深夜1時頃に梅田から北摂向けにバスが運行しているという話を思い出す。御堂筋の歩道を北に向かって歩く。途中、お巡りさんにバスのこと聞いてみたが、答、的を得ず。取りあえず梅田新道までテンション右肩あがりで歩く。タクシー待ちの新地帰りの奇麗なお姉さんを横目に、中津の方まで足を向けるが、そこで、はたと気がつく。
「そうや!キレイなお姉さまに便乗しよー!」
さっそくお水おばはんに声かける。
「す、すいません タクシー乗られますか?」「・・・(無視&手であしらわれる)」
次に歩いてきた同年代のお姉さん。
「乗ります。でも南に向かいます。だいじょうぶですかぁ?」
日頃から小汚い服装をしているのが功を奏して同情してくれたみたい。が、利害関係が一致しないので次っ!
前からキレイなお洋服に身を包んだ美女一人。やっぱり無視されたが、ツタヤから出てきた美女、私に一瞥をむけたあと「一緒に安いタクシーにのりましょー」と、『しろたく』を紹介してくれた。料金どこまで乗っても千円なり。
美女が教えてくれる。不景気の昨今『しろたく』は増加傾向にあるらしい。
昼間は会社で働いて夜はそのまま会社の車で『しろたく』する方もいるそうだ。
法律は違反しているが、家族を養っていく為には仕方がないのかもしれない。世の中に不必要な仕事ってあるんだろうか・・・。皆が仕事をしなかったら世の中どーなるんやろう・・・。
今、ぼく自身が関心のある問題として、おなじく仕事に関する問題ではあるが、特に若者の就労問題だ。
リストラされた中高年層が、奥さんに会社でクビになったことを言い出せず、朝ネクタイを締めて家を出て、ゲームセンターなどで時間を潰すという姿をメディアが取り上げてきた。ぼく自身は実際そのような方と出会ったことはないが。
メディアのせいか、中高年ホワイトカラーの失業に関心が高まっている。しかし45歳から54歳大学卒の完全失業率は、実のところ5万人しかいないそうだ。(「労働力調査特別調査・平成12年8月」第20表)それは2000年8月の時点での完全失業率の1.6パーセントに過ぎない。一方では失業状態にある中学卒もしくは高校卒の25歳未満の失業者38万人。さらに大学卒を含めると、もっと数は大きくなる。
多くの企業が、企業内の中高年層の既得権益を守るためか、未来の社会を担う若者の採用という一つの社会の門扉を固く閉ざしてしまっている現状が見えてくる。年功序列のシステムを採用する日本のほとんどの企業にとって、自然減としてのリストラということになる。
これからを担う若者が、ちょっぴり勇気を失う現実。わたし、若干27歳。
という訳で、働くってことに今一歩。勇気がでないあなた!
試しにちょっと、一緒に働いてみよー。
●2005年12月13(火)〜12月17日(土)
お花屋さんでのお仕事を体験してみよーぜ!!
(株)サトウ花店にて
朝9時〜夕6時 途中休憩あり (交通費・食費代支給、薄謝あります)
定員になり次第、終了しまーす。
(株)サトウ花店 http://www.satoh-hanamise.co.jp/
社長 及び スタッフのみなさまお世話になります。
ジョブジョブバブバブなぼくたちをどーぞよろしくお願いいたします。
お問い合わせ cocoroom
tel. 06-6636-1662(pm12~pm23)
花屋さんお仕事体験隊事務局長 masahito@kanayo-net.com
金友(浪速自転車 http://blog.goo.ne.jp/naniwacycle)まで
失業率のところは「仕事のなかの曖昧な不安」玄田有史 著から。
↑ココルーム就労支援カフェ本棚にありますよ
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学校に行かなかった私たちのハローワーク/NPO法人東京シューレ編
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えらべる希望
10月中頃のこと。12月に発表する教育をテーマにした作品制作のため、アーティストの高嶺格さんと大阪市内のフリースクール「フォロ」を見学。まずスタッフの方に、4つほどある部屋を順々に紹介していただくことに。"スクール"という名前が付いているものの、全く既存の学校とは違う体裁。ここではいわゆる教室は存在せず、勉強机や椅子が整然と並べられているわけでもない。"生徒と先生"のような関係もなく、そこに通う子どもたちは自由にスタッフルームにも出入りでき、自分のやりたいことをやりたい時間帯に自主的に行っているといった感じだ。もっとも驚いたのは(想像はしていたのだが)教科的な時間割がほぼ皆無なこと。これは自分の既存の教育感を大きく覆すものであった。
「ここでは子どもたちの自主性に基づいて彼らがやりたいことをまず聞き、スタッフも含めみんなで意見を出し合い、どうやったらそれが実現できるかを考える」とは代表の花井さんの弁。"教育"ということばの使い方にも気を払っているようだ。
施設の説明後、過去に不登校になりフリースクールに通った経験を持つ人々のエッセイ集を拝読。この本がなかなか面白い。いままで学校に行かない子どもたちを一括りにして'不登校児'と認識していた思考が解体してゆく。まず、学校に行かなくなった理由は、個々人で全く異なるものであること。単にクラスメイトに苛められたり、先生に虐げられたりといった受動的な理由ばかりでなく、"学校"という一つの価値に対するオルタナティブな生き方として不登校を選んでいる(この言い方が学生当時のエッセイ著者達の考え方をうまく言い表せているかは自信がないが)こともあるのだということが理解できた。これは自分が仕事で取り組んでいるホームレス問題などにもいえることで、全てのマイノリティー(社会に生きる大多数が指示する価値観に対しての)が、そのマイノリティーな属性の名のもとに個々のパーソナリティーが無視されグルーピングされてしまうことに対して、もっと注意深くならなくてはならないと改めて気づく。"教育"による価値の相対化以前に、"教育"そのものが相対化されることで、もっとオルタナティブなモノサシが世の中に生まれるのかもしれない。(阿佐田亘/大和川レコード
ここで、育つ
5月の末に、奈良県榛原町の農家・藤村さんの田圃に「アートは米だ!」ツアーを
行ない、14人で田植をした。
見知らぬ人同士がいっせいに並んで苗を植える。
あたりの山々は萌える色で、風を運んでくる。
空を映す田圃の水面にはアメンボとちいさなおたまじゃくし。
黄緑色のまるい草が浮かぶ。
その下には地面。
裸足の足裏が泥のなかに埋まる。
ピンと貼られた柿色の糸を目印に、その糸の向こう側に苗を埋め込む。
足もとの泥が重くて、おもわず「よっこらしょ」とかけ声をかけて足を引き抜く。
後ずさりする。
普段のココルームにこんな業務はもちろんない。
広い空の下で、みどりの空気をいっぱい吸って、「農業」をほんの少し体験して、楽しくてたまらないのだが、
藤村さんのお話を聞いて、農業や田舎の問題というものを知る。
農業の持つ問題はひじょうに深刻だ。
山が荒れ、作物に影響があること。
林道や農道がつくられ、自然界のバランスがくずれ、洪水などが起こること。
農業経営の難しさ。担い手の少なさ。
自然環境の問題は、バランスを崩してしまうと何十年何百年とその回復に時間がかかる。その重要性は計り知れないのに、経済性のほうが優先されてしまう。
危機感を肌身で持っているのは農家の方々であるのだろうが、過疎化、機械化がすすみ、車社会となった現在では、その問題について寄り合い、話し合う機会も少なくなっているそうだ。
どこにでも、問題はあるのだな。
誰にでも、課題はあるのだな。
遠いところの話だから、自分には関係ないから、では、すまされない。
それは、そうだと思う。
けれど、日常のなかでは自分の目先にある事柄が大事で、
世の中のたくさんの問題に対してどうしたらいいのか、わからなくなってくる。
テレビや新聞、ネットで知る情報は毎日なだれのようにやってきて、その距離さえも測れなくなってしまう。
だからこそ、自分の目先と自分のまわりの問題に真剣に取り組めばいいと思う。
家族や仲良しの友人、職場の仲間たち、恋人、身近な人たちの困っていることを
一緒に話し合って、工夫をしていく。
なぜなら、どの問題にも創造性と自立・自律の問題であり、
自らの人生を担う意志によって、選択していくものだからだ。
自分の持ち場で最善を尽くすこと。
ここからはじまる。
ここで育っていく。
田植をしてから、ココルームは事業の多さとフェスティバルゲートの問題で
草取りに行く時間がつくれない。
藤村さんに申し訳なくて、謝ってばかりなのだが、それでは具体的ではない。
草取りに行ってくれる人を募り、日程を整え、代わりに行ってもらうことにした。
植えた苗は、あおあおと育っていてくれた。
「050601のための日常再編集」
作品の外に出られるか。
表現の外には何があるか。
焦点は"ウタ"そのものではなく、その"ウタ"が放たれる空間/時間/空気だ。
目の前の風景と耳の横を過ぎさる物音は必ずしも一致するわけではない。
僕らはもっと遠くを見ている。でも耳はその遠くの風景を捕らえることはできない。
あなたは電車に乗って、500m先のビルの屋上に目を向ける。
その時、あなたの耳は、ウォークマンから流れる爆音のフィッシュマンズを感じ取っているのかもしれない。
でもあなたは、必ずしもその音を"意識"しているとは限らない。
その屋上の風景があなたの感性に入り込んだ瞬間、あなたはもう目の前の景色も見えないほどに、
空想の中の、思い出の中の、あの屋上Aを思い描くかもしれない。
そうなると、あなたの耳に"実際に"鳴り響いているその音楽は
意識されることのないサウンドトラックとなり、あなたはあの日あの頃の屋上Aの風景音を体感するのかもしれない。
日常は既に五感のコラージュなのか。
わざわざ日常を再編集しなくとも、もうことは済んでいるのか。
アートという言葉は時として、暴力的だ。
「漫画、CD、ガラクタ、自分の描いた絵。色んな物がごちゃごちゃしたこの部屋から、ジャケットの絵の説明を始めたいと思います。
手元に僕のジャケットの絵はありますか?もしよかったら、手に取って、僕の説明を聴きながら、絵を見てください。
寂れた線路を独りで歩く女の子。この絵を完成させるために...」 (CD作品の3曲目より抜粋:美術/解説 by 津田修)
作品が作品の外に出られた時、そこからどのように現実社会にコミットしてゆくか。
これが大和川レコードの今後の課題だ。
(宣伝)
大和川レコード音記録作品集『選び採取られた日常(エラビトラレタニチジョウ)』
05年6月1日 全国レコード店リリース!!
「唄をウタウ」から「唄をミセル」への変換 日常にある風景を再編集し
「サウンドビジョン」という概念を追求した意欲作。
様々なジャンルで活動する多数のアーティスト参加。
- 大和川レコード音記録作品集
『選び採取られた日常』
05年6月1日全国リリース。2,100yen(tax in)

発売元;mixed media トカ軸
品番:TOKA-001
協力:NPO法人COCOROOM
配給:株式会社ブリッジ
- 1.『飛びかけた鳥はただ赤い空へ 前篇』(2002):13分38秒収録
トロンボーン:米子匡司(from SamuraiJazz / 越後屋 / otosora)
歌、会話:「飛びかけた鳥は〜ジムノペディへ」?タナカセイコ
会話:「メ飛びかけた鳥はただ赤い空へモ撮影中」?宮本典明
2.『飛びかけた鳥はただ赤い空へ 後篇』(2002):4分14秒収録
ピアノ、歌:斉藤未央
会話:「メ飛びかけた鳥はただ赤い空へモ撮影中」?林勇気
3.『寂れた線路を独りで歩く』(2002):20分52秒収録
美術、ナレーション:津田修
対談:「ひとりで表現すること1」
?池永正二(a.k.a.あらかじめ決められた恋人たちへ)
4.『カルデラ』(2001):21分07秒収録
対談:「ひとりで表現すること2」?Kalna Katsoum
歌、会話:「カルデラ女性バージョン」?min(ハシモトカオリ)
トロンボーン:米子匡司(from SamuraiJazz / 越後屋 / otosora)
試聴はこちらから!!http://www.geocities.jp/endeavor0203/
さすらいのザ・ピアノマン
合田さんが来てから2週間ほどが経った
灰色のジャケットに赤いマフラーは
はじめて逢ったときと同じだけれど
表情の印象がずいぶん違う
「ああ 上田さん やっと逢えました」
合田さんは はじめて出逢ったとき わたしにこうおっしゃった
その前の日
「ここに来たらピアノを弾かせてもらえるって聞いたから」と
ココルームにいらっしゃったそうだ
わたしはあいにくの不在で
スタッフが「どうぞ」と受け答え
聴こえてくるバッハやドビュッシーの巧みな演奏に吃驚仰天し
ココルームブッキングライブへの出演をお願いした ということを
聞いていた
その赤いマフラーの主が 合田さん
いまは職も家もない演奏家であることがわかった
そして わたしは そのとき話し合っていたある企画(*1)に
出演してほしい と申し出た
ある企画とは
ホームレスの仕事と自立を考え
実験的に生活保護者の紙芝居上演などを行なうものである
合田さんは 「もちろんです」
おだやかに笑った
そして「ああ 3月28日まで生きのびる理由ができた」と
顔をほころばせた
どのように紹介させていただいたら いいですか と尋ねると
「さすらいの ザ・ピアノマン」と にやっと笑う
「釜ヶ崎の三角公園でね 腐っていたんですよ
で することもないし ね
電池6つのカシオトーンを持って公園の真ん中で
バッハを弾いたんです
すると 響き渡っていくんですよ 音が
そしたら まわりの方が 拝んでくれたり 100円くれたり
ご飯くれたんですよ
若いホームレスの人がね わたしを指差して
ピアノマン! って 何回も何回も言うんです
それから わたしは ピアノマン」
バッハの 「インベンション」と「シンフォニア」全30曲の
CDをつくろうとしている方である
経歴をお聞きすると クラッシック畑一筋である
それから ピアノマンは
毎日のようにココルームにピアノを弾きにいらっしゃる
赤いマフラーをきりりと巻いて
いつのまにか 表情が変わっていた
いまでは スタッフのひとりが
合田さんに発声と音楽理論のレッスンを週に一度習っている
そのレッスン料でドヤに泊まり
「久しぶりにお風呂に入ってさっぱりしたよ」と笑う
名刺をつくるのに
ココルームを連絡先にしてよいか と申し出があり
どうぞ と答えるとその3日後には さすらいのザ・ピアノマンの
名刺をいただいた
お金や家、財産を失ったその理由を聞くことをしない
なにかの機会にそんな風な話になれば耳を傾けるだろうが
詮索することではないと思っている
それよりも ピアノマンの仕事が増えることを願っている
この名刺が仕事をもたらしますように
それぞれの人が自分の持ち味をいかした仕事につくこと
簡単なことではないけれど
現代という社会を生きるとき
「仕事」は重要なキーワードだ
*1
大阪紙の芝居劇場
reading THE BIG ISSUEシリーズ第2弾
meet the big issue
日時3月28日(月) 18:30開場 19:00開演
会場:cocoroom(フェスティバルゲート4階)
入場料:1,500円(1ドリンク付)
お問い合せ:cocoroom
●“かまなびごえん”による紙芝居
●THE BIG ISSUE 販売員にきく 「社会をむすぶ仕事と自立」
●橘安純 朗読
●上田假奈代 朗読
●合田清 さすらいのザ・ピアノマン
●おはなし「社会をひらく仕事と表現」
安田雅弘(山の手事情社 主宰)
秋田光彦(大蓮寺住職、應典院主幹)
http://www.kanayo-net.com/cocoroom/schedule.html
越冬
年末年始のことを 大晦日とお正月だと考えていた。
大晦日とお正月は 大掃除をしたり おせちをつくったり
友達にあったり 百人一首をしたり初詣にでかけたり 本を読んだり
もしくは 旅行に行ったりするものだ と。
そんな和やかな年末年始が 当たり前ではないことに やっと気がついた。
ココルームでの はじめての大晦日には
「炊き出し」とか「三角公園」とか そういう言葉をほんの少し耳にしたが
ココルームでの仕事が忙しく 平常と変わらなかった。
実家から届けられたお餅を焼いて
かんたんなお雑煮をつくり みんなで昼ご飯に食べた。
隣の西成のことに こころを傾けることもなく 作業に追われていた。
二度目の年の瀬。
日に日に温度を下げる夜。冷え込む景気。
年末には労働者たちが一千人 港にあるプレハブ仮設へ移動するらしい。
この地域だけで2万人といわれる労働者は その順番をとるために
朝の3時から列をつくって待っているのだと聞く。
移動しなかった労働者のために 炊き出しが毎食行なわれ
三角公園では お祭りが開催される。
これらの活動を この地域では「越冬」と呼ぶことを
一年前よりも ずっしりと感じた。
ココルームのあるフェスティバルゲートでは
一日中ベンチに座って 空をみている男たちがいる。
スーパー玉出に買い出しに行くときは
犬や猫たちと一緒に ホームレス生活しているブルーシート村を通りぬける。
路上で眠る人たちを見る。
冬の夜 お酒を飲んで 路上で眠ると
毛細血管がひらいたまま 体中ものすごい勢いで放熱する。
どんどん体温が下がってしまう。
凍死者がでるのも この時期だ。
フェスティバルゲートでは
23時の閉館時間がくれば ホームレスの人を追い出しにかかる。
夏に知り合った俳人の橘さんは
動物園の見える路上の小屋に住んでいらっしゃる。
朗読してみませんか とお誘いした。
いやあ 恥ずかしい と最初は断られたのだが
稽古しましょうよ と誘うと
さっそくテキストを持って ココルームに来てくれた。
今では ココルームだけではなく
京都やあちこちに足をのばして 朗読活動をされている。
ある秋の日に 橘さんの仕事場である自転車屋さんを訪ねた。
橙色の電球の灯る 鉄のにおいの雰囲気が
とても素敵で ライブをしたいと こころに閃光が走った。
橘さんのボスに交渉し 12月28日に 自転車屋さんで
「アイノ越冬」というライブを行なわせてもらった。
企画を決めてから 全く順調だったかというと そうでもない。
新聞の取材をうけて 掲載されると
西成警察から電話がかかってきたり。
西成で何かやるっていうのは やっぱり大変なのね。
ライブには いろんな人たちが来てくれた。
問題意識のある方 表現活動する人 知り合いの人
労働者のおっちゃん はじめてお会いする人も。
ライブ終了後には おっちゃんに案内人になってもらい
急遽 西成ツアーをしてもらった。
日本で唯一の街頭テレビや 炊き出し会場の大きな釜を
三角公園で見て 犬と一緒にご飯を食べている屋台の脇を通り過ぎ
ここのラーメンは美味しいとか 酒が安いとか
このドヤ(ホテル)は 宙2階があるから 3階だけど6階だとか
ここは危険な場所だから静かに通り過ぎるように とか。
こうやって案内をしてくれているおっちゃんは
年末年始をどうやって 生き延びるのだろうか と
心配がよぎったが 何も言えなかった。
おっちゃんが手に持っているスポーツ新聞には わたしが朗読した詩の
一節が マジックペンで書かれていた。
人生の荷物はたった ふたつ
おっちゃんは 何度も そのことばを繰りかえし
「ショックやった
みじめやった けど それが アンコ(日雇い労働者)の真実なんや
よう そこまで みてくれた こころで泣いたで」
冬を越すことは 簡単ではない。
けれど なんとか暖をとり 誰かと ことばをかわし
綱のような人生の寒さを しのいでいくのも
人生の 目にみえない荷物だと思う。
写真キャプション
「アイノ越冬」ちらしを西成地区のあちこちに貼られていてびっくり。
その前で橘さんの笑顔をパチリ。
背中の毛がびっちり、立ってますよ。
ココルームは03年の4月開業以来、
お盆も大晦日も元旦も休まず、仕事をつづけてきた。
文字どおり年中無休なのは
いたしかたない理由によって、である。
人気のない新世界フェスティバルゲート。
「現代の世界遺産」といっていい風変わりな建物である。
2Fは、駅と新世界への通り抜けの道となっているため
まだ人通りはあるものの
ココルームのある4Fフロアは半分以上が鎖で閉鎖され、閉店している。
そんなところに、人は足を向けようとはしない。
なおかつ、取り扱っているのは、文化芸術、表現である。
これは、なかなかお腹の足しにならないものであり
収益性の見込みなど、ないに等しい。
「公設民営」。聞き慣れない言葉だが
大阪市のアクションプラン事業のなかの位置づけで
わたしたちはこの活動を行なっている。
全国でも珍しい事例だそうだ。
行政が場所を提供し、その場所をつかって、わたしたちは
文化芸術事業を展開させていく。
このための事業予算は自分たちで獲得しなければならない。
例えば、備品を購入したり修理するのも自分たちのお金で行なう。
スタッフが必要であれば、その人件費を自分たちで稼ぐのである。
実際に、ココルームの運営に関わり、生計を担っている人間が数人いる。
そのために、わたしたちは創意と工夫を重ね、怠けず努力し、
注意をはらわなければ、この活動自体が破綻しかねないのである。
入居した当時、ココルームはNPOではあったが、任意団体だった。
今年秋にNPO法人格を取得したのは、より社会的に活動するための
扉をひらく可能性のためだ。
よく誤解されるのだが、NPO法人になったからといって、
助成金がおりてくるわけではない。
誰か(国とか行政が)協力体制を結んでくれるわけではない。
むしろ、煩雑な経理や申告が増え、法人税を支払わなくてはならなくて、
その業務に、わたしたちが耐えられない可能性だってある。
何しろ、スタッフは事務や経理、経営に疎い、表現者ばかりなのだ。
そういった運営のエキスパートをパートナーに持たないまま法人化した方が
悪い、と思われるかもしれない。
けれど、文化芸術のような儲からないものに
協力しようなどという人が現れないのも現状の事実なのだ。
もし、きちんと運営できるようになれば、そのときには、
コンサルの方から、文化芸術分野にも進出してくるのであろうと思う。
慣れない業務に追われながら、休み無く仕事をしていると
「あなた自身の表現活動はどうなのよ」と、よく問われる。
「行政の規制の枠のなかや、お金とむきあって、表現して、それが本当の芸術表現なの?」と
問われるのである。
表現とは、「他者という世界」にむきあわなければ成立しない。
わたしは、そう断言する。
だから、「世界」というものとむきあおうとしたら、
お金という枠も、世界のなかのひとつなのだ。
いま、わたしはそこから向き合わなくてはならない。
これが毎日の業務なのだ。
先日、徹夜した翌日に疲労感がつのり
2時間だけ仕事を抜け出し、鍼灸院に行った。
先生は治療を終えてから
「背中の毛が、びっちり立ってましたよ。
動物は、極度の緊張や戦闘態勢がつづくと、背中の毛が立つんですよ。
ほら、猫とか、怒ると毛が立つでしょう。
治療して、毛は、へなっと倒れましたけどね。」
ああ、わたし、猫並みなのね。
毛が立つほどに、生きている。
正直者がデリヘルを開業する理由
東京へ乗り込み、仕事をしている友人が
大阪に出張にきたので
南船場のカフェ・ガーブでお茶をした
白いシャツを着た給仕係は別嬪とハンサムボーイで
南船場のカフェの草分けぶりを発揮している
デザイン畑を歩んで来たその人はよく働く
インターネットが盛んになる前に
ウエヴデザイン専門の会社を設立し 事務所に泊まり込んで
日夜仕事をしてきた人だ
「実はね Mがね 新しい仕事をはじめようとしていて
その立ち上げを手伝っているのよ」
カフェオレのカップをてのひらで包んだ
Mというのは わたしも何度かあった人物で
渋谷で一緒に焼き肉を食べて話をしたことを覚えている
口数は少なかったが 正直な人だと思った
とても技術のあるデザイナーである
「Mはね デリヘルを開業しようとしているのよ」
そうなの デリヘルね
雇用も生まれるわね
「Mがすごいのはね
デザインを すぱっとやめることにしたところ」
「ともかく この事業は
ノウハウを盗まれないためにも
持ち逃げされないためにも
ファミリー経営なの
ちいさなマンションを事務所にして
家賃と電話代と税金との経費を払っても
月200万円ほどの売上がみこめるわ
それ以上 拡大しても それは人を雇うってことだから
必ず持ち逃げされるらしいのよ
つまり 月200万以上のぞまなければ
ずっと その収入をつづけることができるのよ
Mは デリヘルを5年つづけて バーを経営したいって言ってる」
Mがバーをしたいっていうなら
その方法をとるのもいいんじゃないの
ノウハウが持ち出せないってことは
かなり真剣に勉強しないと開業できないでしょう
どう思うかって?
Mとわたしの正直度合いの問題ではなくて
Mの人生の選び方だからね
あなたなら どうするかって?
わたしは デリヘル開業するための時間がもったいないわ
どうしても やりたいことがあるの 無茶なことだと笑われるけど
『表現』をとおして社会と関わろうとしてる
こんな時代だから 『表現』そのものが社会と向き合うことだし
この活動を『仕事』として行なおうと試みているのは
真正面から 取り組む決意だからよ
いまの仕事そのものが その問題に向き合っている現場だと認識してる
月200万円あれば その仕事がもっとしやすくなるかもしれないけど
この現場を離れる気はないわ
人生は一度きりだからね
Mが すぱっと仕事をきりかえるのは
人生は誰も代わってくれないことをよく知っているからでしょ
黒い金魚とアフリカツメガエル
事の発端はメダカだった
生き物とココルームは相性がいいのかどうか わからないが
スタッフはどことなく動物みたいだ
隣の天王寺動物園にちなんで「変人動物園やん」とからかわれる
スタッフPは しょっちゅう泊まり込んで仕事するし
そのくせ 猫みたいに すぐいなくなる
まるで ココルームで飼われてるみたい
そういうわたしも 何度か泊まりこんで作業しているし
スタッフに「おいしいエサちょうだい」とご飯をつくってもらったりしている
スタッフMが ココルームを卒業することになった
みずしらずのわたしをネットで偶然みつけ
ちょうど仕事をやめたばかりだから 手伝いにいく と電話をもらったのだ
知らない場所にとびこんできてくれる勇気に感謝して わたしたちは出逢った
ココルームオープン2週間前のこと
絵描きになりたい という思いをもったMとはなしあい
表現活動を飯の種とするココルームのスタッフとして 一年半の時間をともにした
何を得て 何を捨てたのか わたしにはわからない
けれど一生懸命生きていたら 潮時はわかるものだと思う
Mなりに 潮時をみつけたのだろう
ココルームとしては 事業の体制を変える時期がきたのだと思った
いったん「まかない」をやめて 事務局機能を強化しようと考えた
「専従スタッフになる」と決意したEが それまで勤めていた会社を辞めた
それでも手がたりないので 随時スタッフ募集をよびかけている
アートや文化の活動やその環境づくりが お金儲けになりにくいけれど
それでも この時代に 自分の役目を見いだし行動していくことをやっていきたい
メダカが死んだ
空になった水槽にはしばらく水と水草が飼われていた
しばらくして Pが黒い金魚を買ってきて
スタッフMの名前をつけた
その数日後に 金魚Mに元気がない と大騒ぎ
「きっと友達がいないから さみしいんや」とPが言い
アフリカツメガエルがともに水槽のなかに暮らしはじめた
水中で 折り合いはついたのだろうか
水槽のむこうのわたしたちの あいかわらずのアホぶりと
社会との接点をみつけだそうと必死で生きている姿を
じっとみている
きものガールズ メリーゴーランドに乗る
きもの好きガールズが集まって催しを企画、開催しました。
「プレきものフェスタ ゆかたでGo×2」
イベント企画なんて全くの素人だから
ちっちゃな問題は続出するし
おおきな問題もぽこんぽこんでてくるし。
イベント中に
とうとう手持ち無沙汰になって
「メリーゴーランドに乗りましょう」と声をかけ
ぞろぞろとエスカレータをくださって
乗ってみました。
ちょうどそのあたりを歩いていた人たち全員が
目をまるくして、注目していましたよ。
本番もやっとおわり、ともかくお客様もはけて
片付けをすませた後
テーブルを囲んで1時間半ほど、語り合いました。
反省会を行ない、次回にむけての抱負を順々に。
きものガールズ 粘り強し。
そうじゃなくちゃね。
暑い夏に
すずしげな顔して きものなんて着てられません。
そして、次回は12月に「男と女のきものフェスタ」を
開催予定。
女の子だけじゃ、きものはおもしろくないのです、その結論に
いたり、男たちと一緒に、この粋な遊びを行なおうというわけです。
大阪の西に沈む西成の夕暮れ
フェスティバルゲートの4Fからみる西成の夕暮れていくさまは
なんともいえず大阪的。
ひそかにデートスポットかも、と思ったりします。
スーパー玉出のでっかい看板。
新今宮駅のプラットホーム。
勤め帰りらしい人がオレンジ色の電車から、どっと溢れ、吸い込まれ。
それぞれの家に帰っていく。
帰る家を持たないブルーシートの連なる屋根の上で。
通天閣の真下・新世界は男色のメッカらしく、
フェスゲ内でも昼間からそれらしいカップルを多くみかけます。
なかでも「仲良しさん」と、わたしたちが呼んでいるカップルは、
本当に愛らしく、いつ出逢っても
しっかり手を握りあっていて、微笑ましい二人。
トイレから出てくるところに、わたしはよく遭遇します。
訛りの強い言葉は、一瞬、外国語に聞こえたりします。
彼らが何者かは知る由もありませんが、
彼らが持つ独特の静けさと愛の密度が末永くつづきますように、と願います。
夏を溶かすような太陽が
大阪の西に沈み、わたしたちの一日が暮れてゆきます。